伝統産業最新情報
創業は江戸時代後期の嘉永年間といわれ、現在の建物は明治時代に建てられた風格がある蔵造りの店舗です。お菓子は定番といえる一般的なものから、季節ごとに合わせた和菓子があります。また、慶事・仏事等の赤飯や餅、饅頭の予約を受けたまわっております。歴史ツアーの時はよく立ち寄ってもらって地元では老舗の和菓子屋です。 【所在地】岩槻区本町2-2-43 【電 話】048-756-0045
2019年1月に店舗を移転した喜久屋楽器店。小上がりに設えた作業場の横には、家元から預かった社中の楽器がズラリと並んでいます。当代は、先代からの技を引き継ぐだけでなく、直接その仕事を家元に認められた実力の持ち主。プロが使うオーダーの楽器は、当代が材料からひとつひとつを手作りし、手間と時間をかけて仕上げます。三味線の材料は規制されているものが多いことから、近年は代用品の開発も進み、その中でも研究・創 […]
賑やかな大宮銀座通り商店街で、趣ある佇まいが目を引く田中屋呉服店は、既製品を扱わず、絹、麻、木綿などの天然素材に、染織りなどの伝統技術による受注品など、今では数少なくなった伝統的な着物を取り揃える老舗です。そもそも着物は、仕立て直しをしながら代々に受け継いで行くものでしたが、仕事のできる呉服店、職人さんが少なくなっていることから、田中屋呉服店には、わざわざ新幹線で来訪するお客様もいるそうです。 【 […]
皇室の宮中祭祀や氷川神社の祭礼旗、Jリーグ・大宮アルディージャの応援旗など、多種多彩な旗を製作している辻旗店。現在は、ラグビーワールドカップ2019日本大会を控え、関連する懸賞幕などの製作に追われています。大正5年の創業以来、使い続けているミシンは店のシンボル。ホームページに掲載された写真がTV局の目に留まり、番組の撮影に協力したことも。今でも現役で、さまざまな旗を世に送り出しています。 【所在地 […]
店内に並ぶのは、添加物を一切使用せず、一つ一つていねいに手作りした和菓子の数々。『盆栽最中』や『大宮ぽっぽ』といった地域に因んだ商品も手がけ、さいたま市の特産であるさつま芋を使用した『紅赤ココア焼芋』は、紅赤の素朴な風味と白餡の調和が特徴的です。昨年から販売を開始した『わらび餅』は、中に餡を詰め、小川屋ならではの味に評判も上々。伝統的な味と技を引き継ぎつつ、新しい挑戦へも意欲的に取り組まれています […]