伝統産業最新情報
浦和の地で、歴史を刻む『文壽堂 原田表具店』さん、140年以上と長きにわたり「表具」と向き合い続けています。五代目原田豊吉氏の妻が勝海舟の姪だったことから、屋号を名付けられた経緯があり、店内には「勝海舟直筆の書」が飾られていることからも、歴史を感じずにはいられません。昔ながらの手作業にこだわり、自ら研いだ切れ味鋭い「小刀」を用いるなど、繊細な手しごとが受け継がれています。お客様から受ける依頼の中に […]
『桂七宝研究所』さんでは、50年以上にわたり七宝焼き教室を主宰されています。武蔵浦和駅からほど近い工房にお伺いすると、沢山の色彩豊かな七宝作品が出迎えてくれました。教室に通う生徒さんは20代から80代と幅広く、中には40年以上通う方も。講習会を開催していて、「初心者の方でも制作体験ができるので、ぜひ七宝の楽しさ、おもしろさを知ってもらいたい」とお話しいただきました。「七宝は、釉薬(絵具)の塗る厚さ […]
『山家』さんは、大宮駅東口を出てすぐのところに本店を構える、明治5年創業の老舗店。『山家』さんといえば、うなぎや天ぷらなどが人気で、「これから暑くなる季節に是非!」と、おすすめいただいたのも、自家製秘伝のタレで仕上げる「うなぎ」でした。歴史ある老舗ならではのこだわりが、凝縮しています。店内は落ち着いた空間で、ゆったりくつろぎながら料理を堪能できるのも、魅力のひとつ。 新型コロナウイルス感染症に伴う […]
桐箪笥の製造・修理(お直し)をこの地で長きにわたって営まれています。「桐箪笥」は、衣類を保管するのにとても適した収納家具で、使用する「桐材」は、日本の気候・風土にも適した素材であるため、今もなお、特に大切な着物や帯などの収納に重宝されています。「譲り受けた桐箪笥をこれからも長く使いたい」といった依頼や、大正時代の「桐箪笥」をお直しで預かることもあるとか。「世代を超えて長く愛用できるのも桐箪笥ならで […]
店内に入ると、上生菓子をはじめ、季節感を大切にした彩り豊かな和菓子がずらりと勢揃い。『福呂屋』さんのこだわりのひとつである「自家製あん」は、北海道十勝産のあずきを使用し、天沼の工房で職人さんが、大変な手間をかけて仕上げた自慢のあん。「是非、あずきの風味を味わってほしい」と、まさに『福呂屋』さんならではのこだわりと魅力が凝縮されています。これから暑くなる季節には、「水ようかん」や「麩まんじゅう」など […]